CULTURAL
INFORMATION
MAGAZINE
文化情報誌「マイウェイ」

地域の歴史、文化、産業等をテーマに斬新な切り口でご紹介する情報誌「マイウェイ」。
季刊誌として年4回発行しています。
小粒ながら写真を多く用い、魅力あふれた地域情報や文化情報として
幅広い年齢層の方々からご愛読をいただいています。
ご希望の方に過去の「マイウェイ」を差し上げています。
在庫切れの号もございますので、詳しくは、はまぎん産業文化振興財団事務局045-225-2171(平日9:00~17:00)へお問い合わせ下さい。

バックナンバー
平成18年度

マイウェイ No.63

「かながわ郷土食物語」 
平成19年3月発行

今回は、神奈川県で採れる旬の食材を活かした郷土食や特産品に加えて郷土の味ともいえる駅弁や郷土食店を紹介いたしました。

生きていくうえで欠かすことのできない「食」の世界は、食の簡便化志向の高まりとともに、インスタント食品や冷凍食品、コンビニ店での弁当の利用者の増加など、食の画一化が一段と進んでいるように思われます。

小誌を通して、あらためて「ふるさとかながわ」の食材・味・伝統を見直していただくとともに、それを次世代へと伝えていくことが、いかに大切であるかを感じていただければ幸いです。

マイウェイ No.62

「かながわ産業遺産物語-京浜臨海部編-」
平成18年12月発行

幕末の開港を契機に、欧米の進んだ産業技術を導入して、近代化を大きく推し進めてきた日本、中でも京浜臨海部は、わが国を代表する京浜工業地帯の中核として発展をしてきました。言うまでもなく、私たちの暮らしを支える産業は、暮らしの文化の原点でもあります。折りしも、川崎市は平成19年に工都百年を迎えますが、今回のマイウェイは、日本の近代化に大きく貢献した京浜臨海部の産業について、その発祥の歴史や企業や行政等の尽力により、今も随所に様々な形で残されている産業遺産をマップも合わせ掲載して紹介いたしました。

今回は、京浜臨海部の産業遺産をご紹介しましたが、平成19年6月号では、その続編として、横浜市と横須賀市等に残る産業遺産をご紹介する「かながわ産業遺産物語」の続編を発行する予定です。

マイウェイ No.61

「幕末・明治 横浜写真物語」
平成18年9月発行

「横浜開港百五十周年」まであと三年、横浜を通じて伝えられた文化や産業を紹介した「横浜もののはじめ物語」「続横浜もののはじめ物語」に続き、今回は、文明開化期の横浜の情景や、そこに暮らす人々を「古写真」を通してご紹介する「幕末・明治 横浜写真物語」を発行いたしました。

掲載した写真は、幕末・明治期に活躍した写真界の先駆者たちが、当時の最新の技術を駆使して、苦心のうえに撮影したものだけに、時を経ても、色褪せず、往時の横浜の姿を鮮やかに伝えてくれています。現に存在していた横浜のルーツを目の当たりできることは、「写真」ならではの魅力であり、その一枚一枚から横浜の歴史の重みを実感することができます。また、横浜が、西洋の文化を広く国内に伝えた発祥の地であるばかりでなく、写真を通じて日本の文化を世界に紹介する発信基地であったことを、改めて認識いたしました。

この小冊子を通じて、横浜発展の礎を築いた幕末・明治の横浜の姿を、少しでも多くの皆様にお伝えすることができれば、幸いです。

マイウェイ No.60

「かながわ「島めぐり」物語」
平成18年6月発行

神奈川県は首都圏の一角に位置していながら、箱根や丹沢山塊、相模川や酒匂川、そして相模湾や東京湾、というように豊かな自然に恵まれています。

今回の「マイウェイ」は、そのうちの「海」に因み、変化に富んだ426kmの海岸線に浮かぶ「島」にスポットを当ててみました。

総務庁統計局編「第48回 日本統計年鑑(平成11年)」によると、日本には何と6,852の島があり、うち神奈川県には、都道府県順位で35番目に当たる27の島が存在しています。皆さんは、いくつの島を思い浮かべることができるでしょうか。神奈川県育ちの方は、幼稚園や小学校の遠足、あるいは幼少のころ、家族旅行で一度は島を訪ねて遊んだ、良き思い出をもっているに違いありません。

「島」の魅力は、何といっても実際にその地を歩くことでよく分かります。生命と不思議に満ちた自然との触れ合い、歴史と伝説、さらに文化との出会いを求め、また、ひとときの安らぎを求めて、心地良い汗をかきながら皆さんも歩いてみませんか。行って、見て、感じて、思わぬ発見をしていただければ幸いです。