CULTURAL
INFORMATION
MAGAZINE
文化情報誌「マイウェイ」

地域の歴史、文化、産業等をテーマに斬新な切り口でご紹介する情報誌「マイウェイ」。
季刊誌として年4回発行しています。
小粒ながら写真を多く用い、魅力あふれた地域情報や文化情報として
幅広い年齢層の方々からご愛読をいただいています。
ご希望の方に過去の「マイウェイ」を差し上げています。
在庫切れの号もございますので、詳しくは、はまぎん産業文化振興財団事務局045-225-2171(平日9:00~17:00)へお問い合わせ下さい。

バックナンバー
平成22年度

マイウェイ No.78

「かながわ民俗芸能物語-横須賀・三浦編-」 
平成23年3月発行

民俗芸能は、地域の長い歴史の中で、人々の絆や地域のつながりによって育まれた暮らしの文化の証であり、郷土の誇りとするものです。

神奈川県内には、神楽・風流踊り・人形芝居など様々な民俗芸能が各地に代々受け継がれ、私たちに貴重な文化を伝えています。一方では、地域の生活環境の変化に伴い、指導者の高齢化や後継者の不足など、その保存と継承が大きな課題とされています。

今回のマイウェイでは、このかけがいのない民俗芸能を広く県民の皆さまにご紹介するとともに、一層のご理解・ご協力をいただくため、「かながわ民俗芸能物語-横須賀・三浦編-」を発刊いたしました。本号を第1号として、順次、各地に伝わる民俗芸能をご紹介いたします。

マイウェイ No.77

特別記念号「原三溪に学ぶ公共貢献物語」
平成23年1月発行

三溪原富太郎が製糸業および生糸貿易を中心とした実業の枠をこえて公益的活動に 乗り出したのは30代後半ころから60代までのおよそ30年ほどですが、この時期 は横浜産業界のみならず日本経済にとっての試練の時期でした。第1次世界大戦に伴 う経済の混乱と生糸市場の大暴落、七十四銀行の破綻、さらに関東大震災による横浜 市の壊滅的被害などがありましたが、これらの危機に際して、つねに救済活動の先頭 に立ち、横浜の復興のために尽くしたのが三溪翁でした。

今回の「マイウェイ」では、公人として生きた三溪翁の公共活動とその思想に焦点を 当てて特集いたしましたが、制作に当たりましては、原三溪市民研究会並びに、三溪 園保勝会と同会参事の川端留司様には、多大なご協力をいただきました。ここに厚く 御礼を申し上げます。

マイウェイ No.76

「かながわネーチャーライフ物語」
平成22年9月発行

東京との境を流れる多摩川に100万匹を超えるアユが戻ってきたというニュースが流れたのは平成14年の春でした。水質浄化によって、多摩川ではさまざまな自然体験活動ができるようになりました。また、このころ横浜市金沢区の野島海岸でもアマモ場の再生に向けての活動が始まっています。いずれも地域住民の方々と、国、自治体とのパートナーシップによる「自然再生活動」のたまものです。

今回の「マイウェイ」では、野島海岸のアマモ場再生をはじめ、県内の自然を舞台に活動する四人の方々の「ネーチャーライフ」、いわば「自然に魅せられた暮らし・生き方」をご紹介いたしました。これらの活動に賛同し、応援する皆さま方の屈託のない笑顔が、取材の過程で印象に残りました。県土の自然を愛する皆さま方の献身的な活動の輪、笑顔の輪が、今後さらに広がってゆくことを心よりお祈り申しあげます。

マイウェイ No.75

「鎌倉五山物語」
平成22年6月発行

「武家の古都・鎌倉」には、年間二千万人もの多くの方々が訪れ、四季折々、大変な賑わいを見せています。源頼朝が鎌倉幕府を開いたのは1192年、初の武士による政治を始めた鎌倉の地には、その繁栄の歴史と華やかな文化が伝えられております。

今回の「マイウェイ」は、その輝かしい歴史と文化の中から、禅宗寺院の格付として、北条氏が取り入れ、室町期の1386年に足利義満によって定められた「鎌倉五山」をテーマとして、禅刹五ケ寺を巡る「鎌倉五山物語」を発行いたしました。

取材を通じまして、境内や庭園の落ち着いた佇まいに触れるとともに、山門、仏殿、法堂、方丈など荘厳な伽藍の建築物と仏像などを拝観し、創建時から連綿と続く鎌倉五山の歴史の重みを切に感じた次第です。

この小冊子が、皆さま方の鎌倉の歴史・文化散策に多少なりともお役に立つことができ得れば、誠に幸いです。